JR-Cross労組の成り立ち

1932年

鉄道の業務に従事し不慮の事故により傷害を受けた方々等を援護することを目的として、主として駅構内売店を営む財団法人鉄道弘済会が発足しました。

1947年

焼け跡に闇市が立ち並んでいた戦後混乱期、食料の入手や明日の生活もままならない厳しい状況のさなかで、多くの労働者が立ち上がり、労働組合運動が活性化しはじめました。鉄道弘済会で働く職員も全国各地で立ち上がり結束し、鉄道弘済会労働組合を結成しました。

第1回定期中央大会(1947年)
給与改定闘争1000人集会(1954年)

1987年

国鉄の分割・民営化に連動して、全国組織であった鉄道弘済会も、財団法人鉄道弘済会と6つのKIOSK会社に分離・別会社化されることとなりました。鉄道弘済会労働組合もこれに対応するかたちで7つの労働組合に改組し、東日本キヨスク株式会社に対応する労働組合として東日本KIOSK労働組合が誕生しました。

東日本KIOSK労働組合第17回定期大会(2003年)

2007年

東日本キヨスク株式会社は株式会社JR東日本リテールネットに社名変更したため、これに対応して東日本KIOSK労働組合はJR東日本リテールネット労働組合に改称しました。

JR東日本リテールネット労働組合第21回定期大会(2007年)

2021年

株式会社JR東日本リテールネット、株式会社JR東日本フーズ、株式会社JR東日本ウォータービジネス及び株式会社鉄道会館の4社合併にともない、株式会社JR東日本クロスステーションが誕生しました。JR東日本フーズ労働組合が組織されているフーズカンパニーを除く職場に対応する労働組合として、JR東日本リテールネット労働組合は、JR東日本クロスステーション労働組合へと改称しました。

JR東日本クロスステーション労働組合第35回定期大会(2021年)